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瀬戸内エッセイ

Webコンサルタント、プログラミング講師をしています。

人間関係でストレスを溜めない唯一の方法

マインド

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昨日の話に関連するような記事が、リアルタイムに上がっていましたのでご紹介します。

それが、大峯千日回峰行を達成した塩沼亮潤氏の言葉

最近、TVなどにも出演されているのでご存じの方が多いと思いますが、知らない人のためにまずは大峯千日回峰行の説明をします。

大峯千日回峰行とは

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毎年、5月3日から9月22日までを9年間(1000日間)、奈良県は大峯山の頂上にある大峯山上本堂までの山道(往復48キロ)を一人で歩き続けます。
一旦、修行に入れば辞めることは許されず、もし途中でやめる場合は切腹をするか、首を吊って命を絶たなければいけません。そのため、修行僧は常に短刀と「死出紐」という紐を持ち歩いています。
ちなみに、大峯山の標高は1719メートル。スタート地点である蔵王堂を0時半に発ち、8時過ぎに本堂へ到着。きた道を戻り15時半に帰堂、次の日の準備などをして19時に就寝、23時半には起床して、また同じことを繰り返す。
一ヶ月目に栄養失調で爪が剥がれ落ち、3カ月目には血尿が出だすとのこと。

塩沼亮潤氏は、この苦行を終えた翌年に「四無行(しむぎょう)」という、断食、断水、不眠、不臥を9日間続ける苦行も満了します。
このような、極限の状態の中で塩沼亮潤氏が感じた事とは。

相手を思いやる心

塩沼亮潤氏は言います。

「あっ、そうだったのか!」と大きな気づきがありました。それは自分自身が嫌だと思ったら、どんなに隠しても、相手に対してどこか表情や行動、仕草などで、嫌な雰囲気が伝わっていたのではないか。知らず知らずに相手に嫌な思いをさせていたのは、まさしく自分だったのだと、心の底から反省したのです。それも自分の嫌いな相手と話しているときに、ハッと気づいたのです。

つまり、自分の心の中の考えが相手を攻撃するということです。

相手をどれだけ許せるかが器の大きさ

私はプログラミング講師をしていますので、よく子供にプログラミングを教えています。そして、子供は遠慮を知りませんので、心ないことを平気で言ってきたりします。
ただ、当然ですが、それで怒ったりはしません。もちろん、心の中でムカついたりもしません。

何故でしょうか?

それは、私と子供との精神レベルがあまりにも違いすぎるからです。
大人の世界でも同じで、相手に不快感を覚えるのは、自分もそれと変わらないレベルだからです。あまりにもレベルが違い過ぎたら可哀想、さらには、どうにかしてあげなければとさえ思ってしまいます。

では、どのようにすれば自分のレベルを上げる(強くなる)ことができるのでしょうか。

本当の強さとはなにか

塩沼亮潤氏が言うには、

感謝の「ありがとうございます」
反省の「すみません」
敬意の「はい」

この3つを、心を込めて声に出し相手に伝えることが大事だそうです。

これは、私にも経験があります。
私は一時期、レベルを上げる(強くなる)という事を履き違えて、トレーニングをして体力をつけたり、何かを学んだりすることに必死になっていました。
確かに、周りの人より筋肉がついて持久力も上がり、知恵もついて皆が知らないことも知るようになりますので、気持ちにも余裕が出てきます。

その結果、どうなったか。

全く仕事ではプラスになりませんし、逆に人が離れて行きました。人一倍頑張ったのに何故でしょう?
それは、心の何処かで、自分よりも劣っていると思う人をけなすようになったから、言い換えれば感謝、反省、敬意をなくしたからです。
体力をつける、何かを学ぶ……、聞こえはいいですが誰のため?そう、自分のため、自己満足でしかありません。
誰も私に、そのようにして欲しいと望んだことではないのです。
そんなことよりも、塩沼亮潤氏の言う3つの言葉をしっかりと発する方が、本当の意味で強くなれるます。
強さとは、どれだけ人を許せたり、助けたりできるかということですから。
トレーニングをしたり、何かを学んだりすることはいいことですが、それによって、どう人の役に立つ事ができるかを忘れてはいけません。

強くなることのメリット

強くなることによって、弱い人は近寄りにくくなります。すなわち、嫌な人が寄ってこなくなるのです。
私も、上で述べた強くなる事を履き違えていた頃は、車を運転しているとマナーの悪い車がよく近寄ってきたりしていました。
何もこれはスピリチュアルな話ではなく、心が狭いとすぐ車を追い越したりしますよね。追い越した車線にはそういう車が多いのは当たり前の話です。
したがって、必然的に嫌な人を嫌な自分が呼び寄せているのです。

どうすれば感謝、反省、敬意を表せれるようになれるのか

マインド的な事はスポーツと一緒で、いちいち考えては駄目だと思います。
例えばボクシングで、右ストレートがきたと判断してから打ち返すのでは遅いのです。相手が右ストレートの動きを見せた瞬間、既に反応していなければいけません。
そのためボクサーは、反射的に動けるよう何百回、何千回と、同じ動作を繰り返し練習します。
それと同じで、「ありがとうございます」「すみません」「はい」を繰り返す。何百回、何千回と。何もない時でも心の中で。
そうすることによって、反射的にそれらの言葉を思い発するようになるでしょう。

 

人間関係でストレスを溜めないようにするには、自分が強くなるしかなく、そのためには心の底から感謝をしなくてはいけない。
皆さんの周り、もしくは思い浮かべる心から強いと思える人、人が集まってくる人を思い出して下さい。
筋肉ムキムキですか?頭脳明晰な人ですか?
意外と普通で笑顔が絶えない人ではないでしょうか。